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妊娠って本当におめでたいことですよね!
お腹の中に新しい命を宿す神秘…
まだ動いたりお腹が大きくなったりといった変化は感じないけれど、これからどんな風に変わっていくのか、楽しみでたまらない…
そんな時にやってくるつらいこと…
そう、つわりです。
つわりには個人差が大きいので他人に理解してもらいにくく、1人の妊婦さんでも1度目の妊娠と2度目の妊娠では全く違うものだったりと、同じ症状がないものです。
- いったいどんな風につらいのか
- つわりは病気ではないってどうゆう事なのか
- 特に気を付けたほうが良い家事や日常生活とは
このような内容についてご紹介し、つわりについて解説したいと思います。
今まさにつわりに苦しんでいる方には、「こんなにいろいろなんだ、自分だけじゃないんだ」と少しでも安心していただきたいです。
そして、奥様が妊娠中・周りに妊婦さんがいらっしゃる方にもつわりのどうしようもなさを少しでも理解してもらえればと思います。
妊娠経験者の方は「わかるわかる!」とつわり生活を懐かしんでくださいね(笑)
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目次
つわりってどんな風につらい?症状例をご紹介!
私は男の子を2人妊娠・出産した経験があります。
私のつわりの症状はだいたい次の様な感じでした。
- 喉の奥が詰まった感じがずっと続く
- 空ゲップが出る、空ゲップをしたくなる
- 1日に1回くらいは嘔吐する
- 疲れやすくなる
- 無性にお味噌汁が飲みたくなる
- 大好きだったコーヒーで胸焼けする感じがある
この程度です。
つわり未経験の方は、これだけでも「えーーー…しんどそう…」と感じるかもしれませんが、つわり経験者や周りにつわりが重くて苦しむ方がいたことがある方は、「楽そうだな」と思われると思います。
「まだまだこれからもっとつらくなるんだ…」と思っていました。
実際、1人目の妊娠中は7ヶ月頃まで仕事を続けていましたが、フルタイムで余裕で仕事をしていましたし、つわりが原因で欠勤・遅刻・早退なども一度もありませんでした。
本当にラッキーだったと思います。
「まだまだこれからが本番!」と思いながら1ヶ月ほどのつわり生活を過ごし、周りにも「楽だ楽だ!」と言ってはいましたが、終わってみると「普通はこんなにすっきりしているものだったのね!やっぱりかなりしんどかったな」と気付きました。
妊娠前期に多いつわり症状
つわりと言うと妊娠前期に気持ち悪くて嘔吐を繰り返すイメージが強いのではないでしょうか。
やはりこの症状が一番多い症状だと思いますが、他にもいろいろな症状があります。
吐き気(吐きづわり)
最も多い症状ですが、吐き気の現れ方も人それぞれです。
- 一日中ずっと吐き気がする
- 空腹になると吐き気がする
- 夕方など疲れてくると吐き気がする
などなど…
幸い体は元気だったので、仕事をしている時の方が気が紛れて楽に感じたように思います。
吐き気がひどい人は、何も食べられなくなってしまうケースも…
私の友人にも、入院した人、入院まではならなかったけれど、脱水と栄養が足りなくて毎日点滴に通ったという人がいました。
肉体的にも精神的にも負担が大きく、気が滅入りますね。
唾液が増える(涎づわり)
あまり聞いたことがないかもしれませんが、「よだれづわり」と呼ばれるつわりもあるんですよ!
よだれづわりは、とにかく尋常じゃなく唾液が出るそうです。
そうでもしないとどうにもならないくらい出てくるんだそうです…
結果、食欲も低下したみたいで、かなりつらかったと言っていました。
吐き気を伴う…と言うか、誘発する場合もあるそうです。
何か食べていないと吐き気がする(食べづわり)
これは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
- とにかく何か食べていないと吐き気がする…
- すごく空腹じゃなくても、ほんの少しでも隙間ができたらダメな感じ
- 食べ続けていたので、つわりの1~2ヶ月の間に5kgも太った
こんなことになります。
食べ物も、次でご紹介するように好みが限定されている場合もあり、食べられるものの種類によっては食べ続けて良いものなのかどうか…悩ましい場合もありますよね。
昔は「2人分食べなさい!」なんて言われたそうですが、最近は体重管理が厳しくなっています。
それでも、つわりの時期は「食べられるものを食べて、しんどくないようにしなさい」と寛容な病産院が多いのではないでしょうか。
食べ物の好みが変わる
食べ物の好みが変わるのも、つわりのイメージとして強いですよね!
特に夕方、仕事を終えて疲れて帰ってくる頃にはものすごく飲みたくて、「お味噌汁ーーー!!!」となっていました(笑)
仕事が終わってから健診なのに、我慢できなくてお味噌汁を飲んでから行ってしまい、血圧が高くて測り直し…なんてこともありましたよ。
それくらい、無性に欲しくなるんですよね…
吐きづわりと重ねて現れると、「とにかくずっと〇〇を食べていないと気持ちが悪い!」なんてことになり、生活が大変ですね。
私の母は私を妊娠中、ものすごくケンタッキーが食べたくなって、しょっちゅう食べていたそうです。
それまで鶏もも肉が食べられなくて、ケンタッキー何て食べたことがなかったのにですよ!不思議ですよね。
吐きづわりも酷かった友人には、炭酸水しか受け付けなくて炭酸水メーカーを買った…なんて人もいました。
本当にものすごい変化が起こるんですよね。
勝てないほどの強い眠気
つわりの症状…と言うか、妊娠初期に強い眠気を感じる方もとても多いようです。
座っていて目が回るような、電車で寝過ごしてしまうような、本当に強い眠気です。
眠気って、何となく怠けているように見られるのではないかと気になってしまうのですが、本当にどうしようもないほど眠いんですよ。
においに敏感になる
ご飯の炊けるにおいに「ウッ!!」となって妊娠に気付く…なんて、ドラマでも良く見られますよね。
私はあまりありませんでしたが、ひどい人は大変そうです。
旦那様のにおいがダメになってしまった友人がいて、旦那様に帰ってきてほしいような帰ってきてほしくないような…のジレンマにも襲われていましたよ。
においはそこら中にあふれているので、いつダメなにおいが襲ってくるかわかりません。
人と会えなくなったり外出できなくなったり、精神的にダメージが大きいでしょう。
妊娠後期に多いつわり症状
つわりは妊娠初期だけのものだと思っていませんか?
実は妊娠後期にも「後期つわり」と呼ばれる症状があるんですよ。
それ以上に、妊娠中ずっとつわりのような不調に苦しめられる方も…
中期や後期に多いつわり症状は次のようなものです。
- 吐き気や胸焼け
- 食欲がなくなる
- 眠れなくなる
- 貧血
後期つわりは妊娠初期のつわりとは違い、お腹が大きくなって胃が圧迫されることによって引き起こされることが多いようです。
胃が圧迫されるので一度にたくさんの量が食べられなくなるんですね。
胃だけでなく膀胱も圧迫されるようになり、トイレが近くなったり尿漏れに悩まされる場合も…
また、赤ちゃんに栄養を送る胎盤に血液を集中させるためにお母さんの血液も増えるのですが、赤血球などの数はそれほど増えないそうです。
その為、貧血にもなりやすいんですね。
貧血になりやすいのは、妊娠初期ではなく胎盤が完成した妊娠中期以降です。
立ち上がるのもゆっくりにしなければクラクラ…お風呂上りはフラフラ…と、結構大変でしたよ。
妊娠初期のつわりが終わってほっとしていたのに、また…と、気持ちが落ち込んでしまいますね。
ずっと不調が続く方はもっと大変です。
本当に不思議ですよね!
そもそもつわりとは?
こんなに妊婦さんを苦しめるつわり…
いったいなぜこんなにつらいつわりなんてものが存在するのでしょうか?
残念ながらつわりの原因は解明されていません。
現在有力視されているのは、
- 妊娠によるホルモンバランスの変化で自律神経が乱れる
- 赤ちゃんを異物だと認識することで起こるアレルギー反応
などが挙げられますが、はっきりしていないそうです。
原因がはっきりしていないこともあってか、つわりにはいろいろな通説もありますよね!
- つわりは遺伝する
- 赤ちゃんの性別によって違う
- 母体と赤ちゃんの血液型が同じだとつわりが軽い
もしかしたらこの通説、あたってるかも!?なんちゃって☆
つわりは病気ではない!この意味は??
よく、「つわりは病気ではない」と言いますよね。
この意味、どのように理解されていますか?
何となく、「病気ではないのだから頑張りなさい」と言ったニュアンスが含まれているように感じることが多いのは私だけでしょうか?
周囲が口にすることもありますが、妊婦さん本人が「病気じゃないのに、こんなに寝た切りで何もしないなんて申し訳ない」と自分を責めるケースもありますよね。
妊娠中はナーバスにもなりますし、余計にネガティブな思考になるのかもしれません。
でも、それは間違っています!
「つわりは病気ではない」とは、
「病気でもないのにこんなにもつらいなんて、本当に大変だ」
「病気だったら薬や対処法があったかもしれないのに、それすらない」
「いっそ病気の方がマシかもしれない」
と言う事です。
最後はちょっと過激な表現だとは思いますが、それくらいの気持ちになるものです。
どうか、つらくて動けないご自身を責めないでください。
どうか、つらくて動けない周りの妊婦さんを責めないであげてください。
病気でもないのに、終始原因不明の吐き気に襲われて、
夜もちゃんと寝たのに原因不明の眠気で立っていられなくなって、
今まで好きだったものが食べられなくなり、
今まで気付きもしなかったにおいを急にものすごく不快に感じる
こんな風になったら…ご自分の身に置き換えてみてください。
自分はおかしくなってしまったんじゃないかと恐ろしくないですか?
そんな恐怖と、いつまで続くかわからない不安、普段できていたことができなくなるつらさや悔しさを感じる日々です。
つわりって、明らかに大病のような症状なのに、病気じゃないから治療もできない、そうゆうものです。
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つわりの時、妊娠中に気を付けたい家事とは
妊娠中やつわりの時期は家事もままならなくなります。
特に、つわりがひどい場合、食事作りに苦戦することになるでしょう。
とにかく無理をしないことが大切です。
つわりが強い妊娠初期の胎盤が完成するまでの時期は、特に流産のリスクが高い時期ですので、生活にも家事にも注意が必要です。
外で仕事をして帰ってくる旦那様に申し訳ない、と言った気持ちが生まれるかもしれませんが、状況を伝えてなるべく無理のない生活を心がけましょう。
つわりの時期につらいと感じる方が多く、実際にリスクも伴うと思われる家事をまとめてみますね。
- 重いものを持つ買物
- 風呂掃除や床掃除
- 洗濯を干す
- ゴミ捨て
…なんか、ほとんどの家事ですね(笑)
でも、実際に大変なんですよ。
重いものを持つ家事
初期に限らず妊娠中は、重いものを持つなどお腹が圧迫されることは避けなければなりません。
結果、次男は36週0日の早産で生まれてきてしまい、大慌て!
幸い母子ともに健康でしたし、因果関係はわからないのですが、何となく今でも次男に対して「ごめん」と思っています(笑)
買物はもちろんですが、意外と重いのは洗濯物!それも干す前の洗濯物!!
一度に運んでしまいたいのはやまやまだと思いますが、無理をして運ぶよりも、ゆっくり少しずつ運ぶようにしましょう。
また、ごみ捨ても大変です。
重さももちろんですが、なにせ異様に眠い時期ですから、朝決まった時間に起きるのも大変なんですよね。
お仕事で出かけなければならない場合でも、旦那様にお願いしたり、せめて集めるのは夜のうちに済ませておくことをおすすめします。
かがむなど、お腹を圧迫する家事
床掃除やお風呂掃除など、かがむ作業も意外とお腹が圧迫されます。
貧血も、初期より中期の方が多いとはいえ、初期でも立ち眩みに悩まされる方もいらっしゃいますので無理は禁物です。
ただ、妊娠後期に入って順調な場合、かがんで行う床掃除などはお産を進めるのに効果的だと、医師からすすめられる場合が増えていますよ、
時期に合わせた生活をおくりましょうね。
まとめ
妊娠中のつわりのつらさや、気を付けたい家事についてご紹介してきました。
- つわりの種類にはいろいろあり、個人差がかなり大きい
- 吐き気や嘔吐を繰り返す
- 味覚が変わる
- 唾液がものすごく増える
- とにかく眠い
- 何か食べていないと気持ちが悪い
- においに敏感になる
- 妊娠後期に胃の圧迫によって吐き気が続くこともある
- ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れ
- 胎盤が完成するまで赤ちゃんを異物と認識するため起こるアレルギー反応
- 詳しいことはまだ解明されていない
- 重い物を持つ買物や洗濯干し
- ゴミ捨て
- 後期までは床掃除も避ける
妊娠は幸せなことですが、リスクもたくさんあります。
でも、あなたが一生懸命お腹の中で守って育てている赤ちゃんは、自分だけの赤ちゃんじゃなくて、旦那様の赤ちゃんで、ご自身の親御さんにとっての孫です。
そのことを是非旦那様や周りの方にも理解してもらい、妊娠中から一緒に子育てしてもらいましょう!
みんなで一緒にお腹の赤ちゃんを育てていると思えば、「妊娠のしんどい部分は私が請け負うから、家事を手伝ってね」と言う事は、とても自然なことですよね。
ただし、決して一方的に押し付ける形にならないよう、お互いに気づかい合いながら乗り切ってくださいね!