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お正月には飾るものがたくさんありますよね。
しめ縄、門松、鏡餅…
皆さんのおうちではどのような飾りを用意されますか?
お正月に家に花が飾られていると、華やかで明るい印象になって、とっても素敵ですよね!
これまでもぜひ飾ってみたいと思っていましたが、なかなかチャンスがありませんでした。
今年こそはと思ったのですが、具体的に飾ることを考えると飾り方やどのような花を飾れば良いのかわかりません。
そこで今回は、
これらの内容について調べてまとめることにしました!
せっかく飾るのに、飾る時期や飾り方を間違ったら台無しですよね。
花にはそれぞれ花言葉もあると思いますし、せっかくなら意味も理解して飾りたいところです。
正月花について詳しく解説しますので、皆さんも正月花にチャレンジしてみませんか♪
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目次
正月花ってどんなもの?
正月花を飾ろう!と思ったものの、果たして私がイメージしている正月花は正しいものなのでしょうか?
ちなみに私のイメージはこんなのです。
綺麗で可愛い!
この写真のようなアレンジメントや生け花など、花単体で飾られているものをイメージしています。
でも、具体的に考え始めて気付いたんです…
この画像のように、門松に花が生けられていたり、花…と表現するのが正しいのかわかりませんが、葉牡丹が植えられていたりしますよね。
これらの花も正月花なのか…正月花の定義がわからなくなってきてしまいました。
まずは、正月花とは何なのかについてから解決していきたいと思います♪
正月花とは
正月花ってなんだろう…と思って調べてみると、「正月花とは、正月に縁起を担いで飾る花」という意味で使われている言葉だとわかりました。
特別に生け花であったりアレンジメントであったり、花単体で飾るものという意味ではありません。
つまり、門松やしめ縄に飾られている花も正月花なんですね!
この記事では基本的にはそのイメージで紹介していきますが、今後ご説明する花は門松やしめ縄など、どこに飾っても良い花だと思います♪
もしかしたら、「あら、気付かないうちに毎年しめ縄に付けて飾っていたわ!」なんて方もいらっしゃるかも☆
それでは具体的に、いつ・どんな飾り方で飾るのかを解説していきたいと思います!
正月花の正しい飾り方とは?
正月花はどのように飾るのでしょうか?
飾り方として気になるのは、飾る時期と場所ですよね。
まずは飾る時期から解説していきます!
正月花はいつから飾る?
正月花は、しめ縄や門松・鏡餅などの正月飾りの一つです。
その為、飾る時期は他の正月飾りと同じで、基本的に年末の12月28日ごろとされています。
12月28日ごろならいつでも良いわけでは無く、年末でも29日と31日は避けるべきとされています。
- 29日は「二重に苦しむ」を連想させるため、縁起が良くない
- 31日は「一夜飾り」と言い、正月飾りを飾るにふさわしくない
一夜飾りが避けられるのは、「神様をお迎えするための正月飾りをたった一日しか飾らないのは失礼だから」とよく言われますが、本当の意味合いは少し異なります。
本当は、神様は1月1日ではなく12月31日には家に来られるので、31日の午後などに飾るとその時にはもう神様がいらっしゃっていて…と、手遅れになる可能性があるからです。
30日も旧暦では31日に当たりますので、同じ意味合いで飾るにふさわしくないとの考えもありましたが。
でも今では基本的に、「現在の暦で考えれば良い」「キリの良い数字なので良い」とされている日です。
また、28日が正月飾りを飾るにふさわしい日とされているのは、8が末広がりで縁起が良いためです。
もっと早くから飾り始めても良いですが、25日まではクリスマス飾りをされている家庭も多いと思いますし、生花に関しては早くから飾り過ぎると枯れてしまいますので、28日を目安にされてはいかがでしょうか。
正月花はいつまで飾る?
飾り始める時期はわかりましたが、いったいいつまで飾るのでしょうか?
正月飾りは、「松の内」の間飾り続けるものです。
松の内とはお正月の期間を表していて、門松などの正月飾りが飾られているから「松の内」と呼ばれています。
松の内とは、いつまでなのでしょうか?
- 関東地方:1月7日まで
- 関西地方:1月15日まで
地域によって多少の差はありますが、概ねこの通りとなっています。
アレンジメントや生け花の正月花を飾っている場合も、お住まいの地域やご家庭の考える松の内の間は飾るようにしましょうね。
正月花を飾る場所とは?
正月花を飾る時期はわかりましたね♪
それでは、いったいどこに飾れば良いのでしょうか?
正月花を飾る場所としてイメージするのは床の間でしょうか。
うーん、とってもしっくりきますね!
でも、最近は床の間の無い和室が増えていますし、和室そのものがないおうちもたくさんありますよね。
特に集合住宅では、「畳スペース」があっても部屋として独立していない場合も多く、床の間はほとんど見られません。
その希望を叶えるためもあって、家は注文住宅にしました。
でも、そんなに強い希望があったはずなのに、何も飾らず持ち腐れています…もったいない…
私のように床の間を持ち腐れている方は、是非正月花を飾ってみましょう!
ただ、残念ながら我が家は今年は無理そうです。なぜなら2歳の次男が、きっと花を無茶苦茶にしてしまうから…
そんな場合は子どもの手の届かない高い位置に飾っても構いません♪
例えば玄関や食卓の上、カウンターキッチンであればカウンターの上でも構いません。
家の中で「家族が集まる場所」や「家族を迎える場所」など、家族にとって大切だと思う場所に飾ると良いでしょう。
正月花を飾る時期や場所についてはわかりましたね!
それではいよいよ花を用意しましょう。
さて、どんな花を用意するのか…正月花に使われる花の種類や使われる意味などを次にご紹介しますね♪
正月花と同じ正月飾りである鏡餅の飾り方も気になるところですよね!こちらの記事でも詳しく解説していますので、是非ご参照ください。
↓ ↓
鏡餅の飾り方や名前の由来って知ってる?三種の神器と関係がある!
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正月花に使われる縁起の良い花とは?花の種類や意味をご紹介!
正月花はどのような花を飾るのでしょうか?
お正月に飾るものですので、やはり主に選ばれるのは、縁起が良いとされる花です。
良く選ばれる花と、それぞれの意味をご紹介しますね♪
松
とにかく良いイメージのある「松」。
松はとても寿命が長く、常緑樹の為一年中青々と美しい姿を見せてくれる木です。
その姿から、長寿や繁栄の象徴として、縁起の良い木とされてきました。
また、松の葉は2本1組となっており、これは木から落ちた後も繋がっています。
この姿から、「家庭円満」のイメージも持たれているんですよ。
まさにお正月に飾るのにふさわしいですね!
松をメインで飾るより、門松の根本に刺したり、アレンジメントや生花のアクセントとして使うと、良く映えるでしょう♪
竹
竹の特徴は何といっても天に向かって真っすぐ伸びる立ち姿ですよね。
しかも、ものすごく伸びるスピードが速いんですよ!
そして、根はとてもしっかり張っていて、横にどんどん根を伸ばし、増えていきます。
その様子から「子孫繁栄」や「明るい未来」といった意味や願いを込められるようになり、縁起の良い木とされています。
梅
梅はどうして縁起物とされているのでしょうか?少し不思議な感じがしますね。
梅が縁起物とされているのは、咲く時期が関係しています。
梅が咲くのは2月頃。まだまだ寒い…というより、真冬です!
そんな寒い季節に花を咲かせる姿が、「生命力の強さ」や「高貴さ」の象徴とされているのです。
また、梅には白梅と紅梅がありますが、紅白が魔除けの色とされていることも関係しています。
葉牡丹
葉牡丹は門松の根元に植えられていますよね。とても縁起の良い花言葉が付けられているんですよ。
葉牡丹の花言葉は「祝福」「愛を包む」「利益」などです。お正月にぴったりですよね!
たくさんの葉が重なって包み込まれている様子が赤ちゃんを優しく包み込んでいる様子を連想させ、「子宝」や「祝福」「愛」の意味を持つようになりました。
また、葉牡丹中心が白いものと赤紫のものがあり、紅白で並べて飾ることで、おめでたい日を祝うにぴったりだとされています。
センリョウ(千両)
センリョウ(千両)は常緑の低木で、小さな赤い実をたくさんつけます。
その姿から、「利益」「富」「財産」など豊かさを象徴する意味が付けられています。
左右対称に生えた葉の間から、葉の上側に赤い実をつけます。
マンリョウ(万両)
マンリョウ(万両)は「徳のある人」「寿ぎ(ことほぎ)」「財産」など、センリョウの上を行く意味を持っています!
センリョウもかわいらしい赤い実をたくさんつけますが、マンリョウはそれ以上に美しく多くの実をつけるから…とされています。
センリョウとマンリョウは良く似ていますが、葉が対称につくセンリョウに対してマンリョウは互い違いにつき、実の付き方も異なります。
センリョウは葉の上側に、マンリョウは葉の下側に付きます。
どちらがお好みでしょうか?
オモト(万年青)
万年青と書いて「おもと」と読みます。
こちらも常緑で、一年中美しい青い葉をしています。
枯れないその姿に、「繁栄」の意味や祈りが込められるようになり、お正月以上に引越しのお祝いとして重宝されています。
菊
菊にはどんなイメージがありますか?
お祝い事よりもお葬式のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
実際にお葬式で使われる花ではありますが、その意味は「高貴」「高潔」「生命力」などとても縁起の良いものです。
さらに、殺菌作用があることからお刺身に添えられていたり(添えられている菊は食べられるんですよ!)、種類によっては虫除けになる除虫菊があったりと、とっても実用的な花でもあります!
まん丸の姿がとってもかわいらしいピンポンマムなどを使うと、和モダンな印象を作れますので、おしゃれなアレンジがかないますよ♪
バラ
バラは華やかで種類も多く、花束のプレゼントや結婚式などのイメージが強いですね。
色によって花言葉は様々ですが、例えば赤は「愛情」、ピンクは「上品」、白は「純潔」、オレンジは「信頼」、黄色は「平和」、青は「奇跡」や「幸福」などです。
お正月にどんな願いを込めるかで、何色のバラを飾るのかを考えてみてもよさそうです♪
また、バラ全般に花が咲いている期間が長いことから、「長寿」の象徴ともされています。
福寿草
福寿草ってご存知でしょうか?
画像のような黄色がよく見かけられる花で、他には白やオレンジなどがあります。
開花期間が2月~5月頃と長いので、「長寿」の意味を持ち縁起物としてお正月にもよく飾られています。
他にも「幸福」や「繁栄」「豊穣」と言った前向きで豊かな印象の花言葉が続きますが、「悲しい思い出」や「死の危険」と言った少し怖い意味も持っています。
それには福寿草には毒があることが関係していると考えられます。
穏やかそうな可愛らしい花を咲かせる福寿草ですが、小さい子どもが食べてしまうと死に至る場合もありますので、飾る際は注意してあげてくださいね。
ユリ
ユリは大輪で種類によっては香りも良く、花束やアレンジメントでのプレゼントに良く使われる花ですね。
ユリ全般に「純真」や「無垢」という意味があるので、新たな気持ちで新年を迎えるにあたって、選ばれても良い花ではないでしょうか♪
他に、ピンクには「清浄」「上品」、オレンジには「富と誇り」「華麗」などの意味もあります。
存在感がありますので、おしゃれで格好良い印象になりますよ!
正月花の処分の仕方とは?
正月花は松の内の間飾り続けますが、それを過ぎれば処分しなければなりません。
いったいどのように処分すれば良いのでしょうか?
一番理想的なのは、地域の神社などで行われる正月飾りの焚き上げやとんど焼きに持って行くことです。
しめ縄などもそうするのが正式な処分方法です。
でも、正月花は生き物ですから、「1月7日になったから何も考えずに全部処分する!」とはいかないかもしれません。
花の中にはそれまでに枯れてしまうものもありますし、逆にまだまだきれいな花もあるでしょう。
先に枯れてしまった花はその都度摘んだ方がアレンジメントや生け花を美しく保てますし、まだきれいな花を処分するのはかわいそうです。
その為、徐々に形を変えながら、松の内を過ぎても飾ってよいとも考えられています。
いつまでも正月花を飾ることに抵抗があれば、例えば次のような方法はいかがでしょうか。
- 正月にちなんだ飾り(水引や扇子)を飾っている場合、取り外す
- きれいな花を残して生け直し、形を変える
お正月からそのまま飾っている…という印象がなくなるように、リセットすると良いですね♪
そして、処分する際も通常のゴミとして捨てるだけでは抵抗があるなら、白い紙に包んで捨てたり、清めの塩を振ってから処分してください。
それだけでも気持ちがスッと穏やかになると思いますよ。
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まとめ
正月花の飾り方や処分の仕方、花の種類やその意味について解説してきました。
- 正月花とは正月に飾る花全般で、門松やしめ縄に付けている花も含まれる
- 飾り始めるのは12月28日か30日が良い
- 松の内の間は飾り続けるが、花が枯れていなければ無理に処分する必要はない
- 処分の際は神社の焚き上げなどに持って行くのが正式
- 自宅で普通ゴミに出して良いかどうかは自治体に確認する
- 縁起が良いので、松・竹・梅・葉牡丹・千両・万両などがよく飾られる
- 万年青や菊・バラ・ユリなども前向きな意味が強いので飾っても良い
正月花だからと言って、なんだかすごく難しく考えてしまっていましたが、自由に飾っても良いのかなと思えてきました。
好んで使われている縁起の良い花木やその意味も調べましたので、参考にしながら、どんな願いを込めるのかを考えてアレンジしてみたいと思います!