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一人暮らしや結婚など、新生活をスタートすると生活にかかる費用がいろいろと変わりますよね。
引越しをすればもちろん家賃が変わりますし、引っ越さなくても家族の人数が変われば食費や電気代も変わります。
さて、いろいろと疑問がわいてきましたよ。
そこで今回は、
- 光熱費の意味とは?
- 光熱費には何が含まれている?
- マンションと一戸建てで光熱費の違いはある?
について調べてみましたので、まとめてご紹介しますね。
光熱費は毎月ですし、年単位で考えると、少しの違いが大きな差になってしまいます。
この記事を読んでいただき、光熱費を正しく理解して今後の節約に役立ててください。
ぜひ最後までお付き合いくださいね♪
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目次
光熱費の意味とは
「光熱費」という言葉、よく耳にしますよね。一体何の費用なのでしょうか。
光熱費の意味は次の通りです。
光熱費とは家計の生活費の中で、電気などの光源、ガスや灯油などの熱源に対して支払う費用。
堅苦しくなりましたね…
つまり、生きていくために必要なエネルギーにかかる費用という事になります。
また、生活に限ったことではなく、工場などで生産の為にかかるエネルギーに対する費用も、光熱費と表現します。
光熱費に含まれる費用とは
光熱費には次のような費用が含まれています。
- 電気代
- ガス代
- 灯油代などの暖房費
電気代は部屋の照明などはもちろん、コンセントをさして電化製品を使う時にも使いますね。
ガス代は給湯器やガス火、ガスエアコンやガスファンヒーターなどの暖房機器がある場合は、それにもかかってきます。
暖房機器として石油ファンヒーターを使っていて、灯油を購入すればその灯油代も光熱費の扱いになります。
最近はオール電化が多くなったこともありますので、ガス代がかからない家もありますよね。
灯油を使う暖房器具も持っていない…となれば、光熱費と言っても電気代しかない場合もあります。
そうですね。
絶対に必要な費用なので0円にすることは不可能ですし、どんなに節約しても、地域や家族構成によって最低限どのくらいの費用が必要かある程度決まってきます。
地方と比べて物価が高い東京は基本給が高いように、寒い地域では暖房費が必要経費なんですね。
水道代は光熱費に含まれる?
生きていくために必要なものと言えば、「水」も欠かせませんよね。
生きていくために必要なエネルギーにかかる費用なら、水道代も光熱費に含んでも良いのでは…と思ってしまいます。
細かく言うと光熱費は「エネルギー」にかかる費用なので、水道代は光熱費には含まれません。
ただ、生きていくために必要という意味で一緒に扱うことが自然ですので、水道・電気・ガス・灯油などの費用を合わせて「水道光熱費」と表現します。
ちなみにベランダ・バルコニー・テラスの違いは理解しておられますか?こちらの記事で詳しく解説していますよ!
↓ ↓
ベランダとバルコニー、テラスの違いは何?広さ?それともてすり?
マンションや一戸建てで水道光熱費に違いはある?
お住まいの住宅環境によって、水道光熱費に違いはあるのでしょうか?
水道光熱費は地域やプランによって異なります。
さらに、最近は電気やガスの自由化によってどの会社と契約するのかも選べるため、家庭によっても差が生まれつつあります。
その為、一概にマンションと一戸建てのどちらが水道光熱費が安いという事はできませんが、一般的にはマンションなどの方が安い傾向にあります。
その理由は次の通りです。
- マンションの方が気密性が高い
- 部屋数や広さの違い
- トイレの数や風呂の広さの違い
少し具体的にご説明していきましょう。
マンションの方が水道光熱費が安い理由
一般的に、マンションは鉄筋コンクリート造りなので、気密性が優れている場合が多いです。
気密性に富んでいると、冷暖房の効きが良いうえ、作り出した冷気や暖気が逃げにくいですから、単純に冷暖房を使う時間が短くて済みます。
また、平均すると一戸建て住宅とマンションではマンションの方が平米数が少なく、部屋数も少ない傾向にあります。
同じく一戸建て住宅は2階にもトイレがある場合が多いですが、マンションでトイレが2ヶ所以上あることはほとんどありませんね。
お風呂の広さが変われば、水道代が変わってくることもありますが、お湯を沸かすために使われる電気やガスの料金も変わってきます。
とはいえ、一戸建ての方が水道光熱費を抑えられる場合やマンションのデメリットもあります。
それについても解説しますね。
一戸建てのメリットやマンションのデメリット
一戸建てとマンションを比較すると、マンションの方が光熱費を抑えやすい造りになっていることがわかりましたね。
でも、マンションのデメリットは何もかもを「変えにくい」ことにあります。
例えば節約を見越してオール電化にしたり、断熱性を上げるために壁に断熱材を入れたり窓をペアガラスにしたり…といったリフォームには、出来ることに制限があります。
また、一戸建てならかなう、電気やガスの契約会社を自由に変えられるかどうかも大きな差です。
マンションは管理会社が一括で契約していて変えられない場合も多いようです。
どちらが良いと一概には言い切れませんが、長く住む住まいを検討する際にマンションも一戸建ても候補に挙がっているのであれば、このような差があることも頭に入れながら検討していただきたいと思います♪
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マンションの家賃に水道光熱費は含まれる?
光熱費の意味や、マンションと一戸建ての違いなどが分かってきましたね。
家賃に水道光熱費が含まれているマンションやアパート、ハイツなどの集合住宅は存在します。
ただ、それにもさまざまなケースがあります。
- 家賃に水道光熱費すべてが含まれている
- 管理費に、水道代のみ含まれている
- 光熱費、もしくは水道光熱費として月にいくらか決まった金額支払う
「家賃」として記載されている金額にそもそも含まれているケースもあれば、家賃+水道光熱費として月々固定の金額を支払う場合もあります。
もちろん、家賃に含まれているからと言って無料なわけではありませんから、あらかじめ本来の家賃に水道光熱費を足した金額を「家賃」としているわけです。
同じ地域の同じような広さや条件の物件と比較すると、1ヶ月の家賃とされている金額が少し高めになっていると考えられます。
水道光熱費が含まれる物件の場合、通信費も含まれている場合が多いですので、しっかり確認してみてください。
これらの費用が含まれているかどうかは物件それぞれに確認するしかありませんので、お部屋探しの際に不動産屋さんに相談しましょう。
でも、光熱費込みの物件が必ず良いとも限りません。
やはりメリットデメリットがありますので、その点も理解して考えましょう!
水道光熱費込みの物件のメリットとデメリット
水道光熱費込み場合、嬉しいことももちろんあります。
- 月々の支払いが変動しない
- 支払う先が家賃と同じなので、払い忘れがない
- 払い忘れがないので、電気ガスが止まることがない
- 光熱費を気にせず冷暖房などを使える
光熱費は、季節によってかなり変動します。
例えばお湯をよく使う冬場はガス代が上がりますし、春秋と比べて冷暖房を使用する夏冬は電気代が高騰します。
限られたお給料の中で毎月のやりくりをしている身としては、
「先月は余裕だったのに、今月はキツイ!!」
となるのは正直しんどいでしょう。
支払う金額が決まっていると、その差に翻弄されることもありませんし、物件探しの段階でもやりくり可能かどうかの計算がしやすいですよね。
毎月の支払額が決まっているので、電気代が怖いから暑くても(寒くても)エアコンは使わない!!なんて我慢をする必要もないわけです。
また特に一人暮らしの場合は、電気代やガス代を引き落としにせず毎月コンビニへ…なんて方も結構多いはず。
うっかり支払うのを忘れていて、突然電気が止まってしまった!…なんて事態も、家賃と一緒に引き落とされるのであれば起こりませんね。
良いことばかりに見える光熱費込み物件ですが、もちろんデメリットもあります。
- 水道光熱費として請求される金額が割高な場合がある
- 節約しても意味がない
- 普段からあまり家にいない方にとっては割高になる可能性がある
金額が決まっているだけに、電気ガスをあまり使わない方や節約が趣味の方にとって、嬉しくない条件になってしまいますね。
ご自身のライフスタイルをよく考え、あった条件を探してみてくださいね♪
まとめ
光熱費の意味や内容、マンションと一戸建ての違いについて解説してきました。
- 光熱費とは生きるために必要なエネルギーにかかる費用の事
- 電気代・ガス代・灯油代などが含まれる
- 水道代も含めて水道光熱費と呼ばれることも多い
- 一戸建てよりマンションの方が安い傾向にある
- 気密性や部屋数、広さに由来する
- 家賃や管理費に含まれる物件もある
- 金額が固定なので管理がしやすいが、節約もできない
水道光熱費はどうしても必要な費用で、毎月かかってきます。
一生付き合っていかなければならない費用でもあります。
ご自身のお住まいではどのような費用が光熱費として発生しているのかも改めて整理し、今後の節約に生かしてくださいね!
光熱費って、電気代だけですか?